20190317さいたま市西区移動運用(無線運用デモ)


アマチュア無線を始めることになった知人が4アマに合格。従免(無線従事者免許)も手許に届き、「電波利用 電子申請・届出システム Lite」から局免許の申請も行なったとの事で、あとはコールサインが発給されるのを待って、いよいよ無線運用が出来るようになります。そこで、アンテナ設営や各種機器(自分の数少ない機器で限定的ではありますが)、また実際のオペレートを生で見て貰って参考にしてもらうべく、いつも移動運用している河川敷に来てもらいました。

家にあるリグ(無線機)3台とハンディ機2台、その他諸々周辺機器など、ほぼ残さずに持ち出しました。

デモ風景
用途別のアンテナ類なども大きさや重量を確認しながら、設営も体験してもらいました。

運用地へは一緒に移動し、移動運用時の設営について最初から見てもらいました。実際にアンテナの大きさや重量、伸縮ポールのセットアップ、実際の無線オペレートを見て、聞いて、色々と体感してもらった点を次のようにまとめてみました。

【ロケーション】
今回の移動運用地は標高は高くないものの、周りに障害物が殆どないロケーションのため特にHF帯の運用に向いていると思われます。また、エアバンド(120.500MHz:航空路管制東京コントロール関東西セクタ)、430MHz呼出周波数は車に備え付けのモービルホイップアンテナでも強く、綺麗に入ります。ワッチしたハンディ機はデュアルバンド受信可能なALINCO DJ-G7のため、同時に双方の受信が出来る点を実感してもらい、また、STANDARD VX-8Dはラジオも含めると最大3バンド受信可能なことも理解してもらいました。

【アンテナ設営】
・伸縮ポール用踏み台(フジインダストリー:FTB-56S)の大きさ、造りの頑丈さを実感。移動時のアンテナ設営ベースとなるパーツだけに、その点にこだわって購入した事も説明しました。
・伸縮ポール(フジインダストリー:FSP-505D)の長さ、太さ、造りを実感。店頭で既に見ていたダイヤモンドやコメット製とは太さが異なり、頑丈な造りになっていて長持ちしそうな点も実感してもらいました。
・伸縮ポールや八木アンテナのブーム類は保管のためスキーケースを使用している事を説明。
・この日は3つのアンテナを1つの伸縮ポールで上げるため、下から順にセット。
・1番下はダイポールアンテナを張るため、バランを引き上げる際に使用する滑車を確認。滑車は伸縮ポールのステー用リングに付けており、滑車にロープを通し、後からあげる仕組みであることを説明。
・2番目は50MHz用の4エレ八木アンテナ(Radix RY-64C)。3分割されたブームを組み立てながら、工具なしで組み立てられるよう蝶ナットを使用している点など、移動運用時の工夫がされている事を確認。組み立て後、全容を現したアンテナは、収納時からは想像出来ない大きさになること、ただ、その大きさながら持ち上げると意外と軽量な点も実感してもらいました。
・最後に一番上になるGPアンテナ(DIAMOND X5000)をセット。1200MHz対応のため一般的なM型コネクタではなく、N型コネクタとなっている点を確認。

パドル操作
FT-817に繋いで実際に使用してみたパドル。

【パドル操作】
・第三級アマチュア無線技士(通称:3アマ)の取得に取り組んでいる知人ですが、実際にCW交信に使われる機器を体感した事がないと思われたため、エレキー用パドルHG GN507(※現行機は後続のGN507F)を操作してもらい、短点、長点の音がどのように出てくるのかを体験してもらいました。

【430MHz FM 運用】
HFに興味のある知人ですが、既に自宅で受信出来る状態にはあるため、まずは聞き慣れている430MHz FMでの運用から体感してもらうことにしました。主に送信時やCQを出した時の運用、交信中のTurboHAMLOG操作や機能(交信履歴、ユーザー情報、QSLカード表示機能等)について、実際に交信する中で見てもらいました。

【7MHz SSB 運用】
次にHF帯の運用を実施。モードもFMからSSBになったところで外部スピーカー(DIAMOND P810)からヘッドフォン(Sennheiser HD 579)に代えて貰いました。SSBの特徴であるノイズの中から小さな声が聞こえたり、多人数が1つの局を呼ぶ、いわゆる「パイル」状態時にどう聞こえるのかも体感してもらいました。特に「パイル」は電波の弱肉強食となるFMとは聞こえ方が全く異なり『全部聞こえてしまうが故に全て聞き取れない』点を運用中に次々と体感して楽しんでもらいました。また、この日、いつもはスキップする1エリアなど近場が非常に良く入感し、いつもとは違う状況ではありましたが、それでも北海道や四国と繋がり、東京も北海道もほぼ変わりなく聞き取れる、という事が不思議で面白いと感じたようでした。

【18MHz(DX) ・7MHz(国内) FT8 運用】
最近は雑誌等でも大きく取り上げられているデジタルモードのFT8についても実際の運用を見てもらいました。18MHz帯では運良く海外(中国)と交信。また、7MHzのDX周波数帯は日中、国内のフォーン交信の影響でほぼ使用が出来ない状態も知ってもらい、7MHzは国内周波数帯で運用しました。

【50MHz AM 受信】
午後から雷雨の予報もあったため、天気の良いうちに撤収しながら50MHzをワッチ。残念ながらSSBは聞こえませんでしたが、AMでの交信が聞こえました。同時に外的要因と思われるバリバリとしたノイズも聞こえ、よくある運用の状況が多く再現出来た1日でした。

交信頂きました皆さま、ありがとうございました。

使用リグ DIAMOND ID-5100D
使用電波 FM 430MHz 15W
空中線 DIAMOND X5000
No 相手局
QTH
相手
RS
自局
RS
7691 埼玉県入間市 59 59
7692 さいたま市桜区 59 59
7693 相模原市緑区 59 59
7694 埼玉県志木市 59 59
7695 埼玉県上尾市 59 59
7696 埼玉県東松山市 59 59
7697 東京都渋谷区 59 59
7698 東京都杉並区 59 59
7699 横浜市中区 51 53
使用リグ YAESU FT-891M
使用電波 SSB 7MHz 50W
空中線 ギボシダイポール
No 相手局
QTH
相手
RS
自局
RS
7700 横浜市青葉区 59 59
7701 横浜市青葉区 59 59
7702 横浜市青葉区 59 59
7703 横浜市青葉区 59 59
7704 愛知県春日井市 57 45
7705 島根県出雲市 58 43
7706 東京都目黒区 59 59
7707 香川県高松市 59 59
7708 東京都大田区 59 59
7709 岐阜県岐阜市 59 59
7710 富山県魚津市 59 59
7711 三重県四日市市 59 59
7712 静岡県下田市 59 59
7713 長野県上伊那郡箕輪町 59 59
7714 山形県山形市 59 59
7715 茨城県久慈郡大子町 59 59
7716 千葉県鴨川市 59 59
7717 静岡県榛原郡吉田町 59 59
7718 相模原市緑区 59 59
7719 福井県鯖江市 59 59
7720 北海道江別市 59 59
使用リグ YAESU FT-891M
使用電波 FT8 18MHz 50W(No.7721)
FT8   7MHz 50W
空中線 ギボシダイポール
No 相手局
QTH
相手
db
自局
db
7721 中華人民共和国
湖北省武漢市
+14 -10
7722 長野県上伊那郡 +10 -09
7723 埼玉県春日部市 +05 -01

 

20190316同軸ケーブル修理(MP-5コネクタのハンダ付け)

持っている10mの同軸ケーブル(5DーFB)の1つが断線気味なのか接触が悪いようでSWR値が安定しないため、不良箇所と思われる部分(片側コネクタ付近)1m程度を切断し、切断した所にM型(MPー5)コネクタを自分で付けて再利用することにしました。

同軸ケーブルとコネクタのハンダ付け作業はやった事がなかったため、備忘録として記録します。やり方は様々あると思われますし、コネクタも様々な形状がありますので、あくまで今回の作業記録となります。

MPー5コネクタは4個ほど事前に秋葉原で購入しておいたものを使用します。部品としては2つに分かれ、外側は口径上、ハンダ付けの後に先端から通す事は出来ないため、忘れないうちに先に同軸ケーブルに通しておきます。

ケーブルの網線部分にコネクタの横からハンダ付けを行う穴部分にハンダがのりやすいように磨きます。リーマーがあると良かったのですが自宅に無いため、ドリルの腹で代用しました。

コネクタの後ろ部分、ケーブルの被覆部分が入る位置にカッターで切れ目を入れます。今回、先端方向に縦にも切れ目を入れることで被覆を剥がしやすくしました。

網線の処理は折り返して揃える方法もあるかと思いますが、今回は先端の位置を合わせて切り揃え、その際に網線の内側のアルミ箔も切り取りました。この時点で薄く網線にハンダ付けするのが良いのかもしれません(後で気付きました)。
その位置から1mmほど先端方向で絶縁体を切り離し、芯線を剥き出しにします。

ハンダごて
今回のハンダごては60Wタイプを使用。30Wタイプと2本で用途により使い分けています。

ここからハンダ付け作業になります。あまり長くハンダ付け作業をすると絶縁体を溶かしてしまう可能性があるため、短時間でハンダ付け作業が出来るようハンダごては60Wタイプを使用。

まず芯線部分をハンダ付け。芯線とコネクタの間の隙間を埋めるようにハンダを流し込むイメージでしょうか。ここで使用するハンダの量や時間についてどの程度が適度なのかがイマイチよく分かっていないのが現状です。ただ、コネクタの芯外側に回り込まないようには気をつけました。

横穴部分もどの程度の量でつけるのか不明な状態でしたが、既製品の状態を見てもそれなりに多くハンダを使用しているケースもあったため、裏側の横穴は写真以上に多めに使って付けてます。

その後、テスターによる導通も確認。マッチングの取れたアンテナに接続し、SWR値も良好なのを確認出来、ひとまずはホッとしたところです。

20190310さいたま市西区移動運用


先日、メインのリグ(無線機)YAESU FT-891Mの外付けチューナーFC-50でチューニング出来なくなり、二度ほど販売店を経由して八重洲無線さんへ点検を依頼したところ、チューナー側ではなく無線機本体側のチューナーコントロールライン部品が焼損(フェライトビーズ)していたとのこと。今回はチューナー側が保証期間内だったからか無償で修理して頂きました。その後の運用では自宅から3.5MHz SSB と7MHz FT8 でしたが、3.5MHzは厳しい中取っていただいた事もあり、変調(無線で声が乗ること)がおかしくないか心配でもあったので、いつもの移動運用スタイルで確認してみることに。

天気予報は曇から雨だったため半ばあきらめていましたが、朝になると良く晴れていました。とはいえ、天気はくだり坂。午前中早めに切り上げる予定で移動運用を行いました。

移動運用風景
朝になると思ったより天気が良かったため、いつもの河川敷で移動運用を行うことが出来ました。

朝8〜9時頃まではノイズも多くコンディションがあまりよくありませんでしたが、それ以降はコンディションも上がりました。本日も全国各地から交信いただき、また無事変調も異常なく届いていることも分かりました。

撤収直前
お昼前にはだいぶ雲が広がって来ましたので、午前中で運用は終了しました。

沖縄にお住いのTwitterフォロワーさんから、アンテナ調整のため送信は出来ないということでしたが「安定して聞こえてます。(混信もなく)綺麗に入ってきています。」と当局のCQボイス送信が入った動画でのレポートも頂きました。各局さん、ありがとうございました。

使用リグ YAESU FT-891M
使用電波 SSB 7MHz 50W
空中線 ギボシダイポール
No 相手局
QTH
相手
RS
自局
RS
7644 島根県浜田市 57 59
7645 大分県大分市 47 48
7646 岩手県一関市 59 59
7647 北九州市八幡西区 59 59
7648 長崎県長崎市 57 59
7649 兵庫県西脇市 59 59
7650 京都府綴喜郡 59 59
7651 京都府相楽郡精華町 59 59
7652 高知県南国市 59 59
7653 徳島県吉野川市 59 59
7654 長崎県西彼杵郡長与町 59 59
7655 兵庫県姫路市 59 57
7656 青森県青森市 59 59
7657 札幌市北区 31 59
7658 岡山県新見市 59 59
7659 北海道亀田郡七飯町 59 59
7660 岡山市北区 59 59
7661 埼玉県比企郡滑川町 57 59
7662 北海道伊達市 59 59
7663 広島県福山市 59 59
7664 宮崎県宮崎市 59 59
7665 北海道函館市 44 59
7666 埼玉県朝霞市 59 59
7667 大阪府寝屋川市 55 57
7668 東京都杉並区 47 47
7669 大分県杵築市 59 59

20190309BBQ金網によるカウンターポイズ作成とHF運用


HF帯の7MHzや3.5MHzは波長が長く、なかなかアパマンの自宅では運用が難しい状況です。それでも7MHzはYAESU ATAS-25に付属のカウンターポイズ線を使ってデジタルモードの運用や、かろうじてSSBでの交信も出来ていますが、3.5MHzはこれまでモービル用のDIAMOND HF80CLを車で使用しての運用のみでした。車での運用も7MHzに比べるとマッチングがかなり厳しい感があり、そのためにチューナーFC-50を入手した経緯もあります。

ただ、3.5MHzは夜に開けるバンドのため、その都度車を出して運用するのも大変でなかなか運用が出来ていません。そこで、なんとか自宅で3.5MHzの運用を手軽に出来ないものかと、ここ数ヶ月試行錯誤をしてきました。

まずは、モービルホイップアンテナをベランダに出せるよう大型のパイプ基台DIAMOND CLBをセット。これで他に所有している50MHz用のモービルホイップアンテナとも共用できます。問題はアースです。

50MHz用のHF6CLはアースがなくても運用可能ないわゆる「ノンラジアル」なのですが、HF帯はさすがに必要です。車で運用する時は車体ボディをアースとするため何とか出来るのですが、それでも3.5MHzはマグネットアースシートが7MHzまでより1枚多い2枚必要で、アースを取るのに一苦労します。ベランダの手すりなどが建物の鉄骨と接続されているようなケースは手すりをアースと出来る場合もあるようですが、当方の自宅では無理でした。

そこで、当初はコードによるカウンターポイズを考えました。そこで比較的レビューもよかったCQ オームさんのラジアルケーブルセットを購入。さっそく使ってみたものの、SWRは落ちず(SWR値が3以上のためチューナー使用も不可)使用を断念しました(決してCQ オームさんの製品を非難している訳ではなく、あくまで当方の自宅で使用したケースの場合です)。これで少しあきらめかけていた頃、金網でアースを取れる話を思い出しました。

ただ、金網や銅板のケースはベランダに敷き詰めて、その上に板を渡したり人工芝を敷いたりするケースが多かったのでこちらも半ば諦めかけていました。立てかけるだけで上手くアースが取れている方がいないかしながわハンコ倶楽部の方に聞いてみたところ、2名の方が成功しており写真で状況も見せて頂きました。これをヒントにさせて頂き、金網をベランダに立てかけて使用する方向で試行してみる事にしました。

今回使用した金網はBBQ用の大きさ80×50cm(1枚約800円)の物を3枚、結束バンドで繋ぎ合わせたものです。最初2枚で実施し、後からもう1枚追加したのですが、数値的には変わらなかったため2枚でもいけると思います。結束バンドで繋ぎあわせた部分の接触で導通しているとは思いますが、前述のアドバイスもあり念のため金網同士をミノムシクリップをつけたケーブルで接続するようにしました。

結果として3.5MHzでSWR値が1.8程度に下がり、そこからチューナーを使って1.1〜1.2程度付近まで落とす事が出来ました。アドバイスありがとうございました。

3.5MHz自宅交信成功
自宅からは初めて3.5MHzの交信に成功しました。夜に全国各地と繋がれるのは楽しみです。

交信も5エリア徳島県の局さんに厳しいながらも取って頂く事が出来、自宅での3.5MHz運用に成功することが出来ました。

また、7MHz運用で使用しているYAESU ATAS-25にも流用してみたところ、SWR計でほぼ針が振れない程度まで下がり、アンテナに付属しているコードのカウンターポイズより下げる事が出来ました。固定周波数で運用するデジタルモードなどはピンポイントでアンテナ調整が可能なため、これでチューナーを使わずとも運用出来ます。また、コードをベランダに放射状に撒くとつまずいたりする事もあったためか家人からも好評でした。使用しない時はZ字に畳み、実質1枚の大きさにして寄せておける事も出来ます。

20190301第39回(2018)全市全郡コンテスト の入賞


2018年10月6日〜7日にかけて実施された「第39回(2018)全市全郡コンテスト」の結果が発表され、電話部門シングルオペ50MHzバンドで関東エリア1位、全国でも1位で入賞することが出来ました。このコンテストのこの種目では2年続けての1位入賞となりました。交信及び応援頂いた皆さまにお礼申し上げます。ありがとうございました。

P50リザルト
今回は減点がなく、ポイントは自己採点から変わらず342QSO×162マルチで55,404点でした。
入賞局一覧
昨年に引き続き、同コンテスト同部門での全国1位を今年も達成する事が出来ました。